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教育・学習支援センター
久留米・筑後体験演習の学生レポート

久留米観光コンベンション国際交流協会での体験演習を終えて

 

1.観光コンベンション国際交流協会の概要
 コンベンションとは「特に国際的な集会」である。久留米観光コンベンション国際交流協会は集会だけでなく近年では久留米市の豊かな自然や素晴らしい歴史や産業など観光や誘致を行っている。

2.体験演習から学んだこと
 体験演習では久留米市の自然やゆかりのある人物、産業等を教わった後久留米市出身の画家である青木繁生家の見学や観光コンベンション協会が運営するJR久留米駅構内観光案内所、久留米サイクルファミリーパーク、JR田主丸事業所と田主丸駅近くにある内山園芸で多くのことを学ばせていただいた。
 久留米市には青木繁をはじめとした多くの偉人がいることや今もなお愛され続けていることを知った。また観光案内所では外国人観光客が多く観光に来ることや英語や中国語を話せるスタッフがいて外国人観光客にも丁寧に案内していることを学んだ。サイクルファミリーパークでは子供から大人まで楽しめる工夫として様々なイベントを行っていることを知った。内山園芸では多くの特許品を育成していることやブルーベリー狩りを通して多くの観光客を集めていることを教えていただいた。

3.久留米市の問題
 久留米市は多くのコンベンションや観光、誘致によって沢山の観光客が訪れている。しかし情報化社会である今日、地域の人との交流をせずに観光を行う観光客もいる。
 寺岡(2014)においても「情報化・消費社会化の逆説として、場所と人、モノと人々の関係が生来のリアリティをもとにした関係を失」っていることを指摘し ている。観光客により多くの観光地魅力を伝える為にも地域の人と事業が一丸となって誘致することが必要である。

参考文献
三省堂編修所(1990)『広辞林第六版』株式会社三省堂,739
寺岡伸悟(2014)『観光学評論Vol.2 No.1 2014』「現代観光と情報メディアの親和性に関する理論的考察」観光学術学会,29

 

青木繁生家